毎度の如く2本

これはかなり頭を使う映画でした(苦笑)マナーに関してはかなり前の座席でおばあちゃんがものすごい咳きこんでいて更に寝息を立てていたので体調的に大丈夫かとかなり心配してしまいました。普通ならば付き添いの人がそっと劇場から出してあげるのがいいのかもしれませんが流石に無理だったような気がした。後周辺で終わったときに「つまらん」って云っていた人がいたけど、これは原作を読んでいないのと脳内補完が追いつかなかったからでは亡かろうかと邪推してしまった私がいます。


で、話としては主人公がお兄さん(の幽霊?)を追って地下鉄の階段を上りきったらそこは昭和39年の町だったという所から始まるけど、これって小説「雪国」の最初の下りのアレンジかな?*1お兄さんの小さい頃にタイムスリップしたと知ったときには驚いたけど、それでもお兄さんを説得させて外出させないようにしようとしていたけど、翌日になって母親に聞いたら「結局また父親と喧嘩して外に出た」とのことで、結局はタイムパラドックスが起こらなかった。このことを上司と同僚に云ったら上司が「そこに介入しようとしたら必ずひずみが生じる。そして罪と罰を受けるんだ」とタイムスリップに関する危険性を云っていましたね。こういうタイムスリップものは介入してしまった場合は二度と現在に戻ってこれなくなるか、戻れたとしても現代に最適な過去に変更されてしまう可能性があることも示唆しているんだと考えてみた。


そして寝ていたら、今度は戦争終結直後の時代へ飛ばされてしまっていた。これはちょっと驚いたなぁ。優待離脱なタイムスリップなんてあり得ない事だしね。そこでアムールと名乗る男と遭遇して、どういう訳か同僚もこの世界に入ってきて、なんかこの同僚がタイムパラドックス起こすんじゃないかと思って終盤まで観ていたらえええええな展開。その代わり、主人公は自分の生活を変えることが出来たということだからこれはどうみてもxxxHOLICテイストだよなぁと思ってしまった自分はかなりのダメ人間です(爆死)

  • ワールドトレードセンター

オリバー・ストーン監督が皮肉やらおちゃらかな部分を辞めて製作すると云うことで実際に9・11テロの被害者家族から製作許可が下りたという曰く付きの映画。確かにいいドキュメンタリーなんだけど、生き埋めになっているところが真っ暗なので状況説明だけじゃ私には分からなくて途中で出ようかと思ったけどすし詰め状態ではどうしようもなく観てしまいました(汗)マナーはこっちの方が良かったけど、劇場の内部温度が半端じゃなく熱かったのだけは辛かった。周囲はかなり泣いていたのは分かるけどほぼ寝てしまった私はかなりワケワカメ状態でしたorzこんなんで11/25公開のありがとう*2はきちんと観れるのか激しく疑問になってきた(汗)

後、毎度の如く予告編で気になった奴を備忘録で。大奥は最新予告編が観れました。

  • 墨攻(ぼっこう) (2007年1月)

中国な話だけどMMORPGにそんなのあったかな?原作はコミックらしいがどうなんでしょ?

夢を追い求める3人の女の子の話・・なのかな?詳細も何もなかった速報だったし。詳細な奴は12月頃かなぁ

*1:トンネルを抜けるとそこは雪国だった<最初の下り

*2:阪神大震災の復興とプロゴルファーになる夢を掛けた話らしい:予告観ただけなので詳細不明