課外授業ようこそ先輩

今回は全盲ろうで東京大学の先端技術開発センターに勤めている人が神戸の学校での授業をしてくれていたのですが、今日始めて指点字の仕組みを理解しました。これは両手の人差し指・中指・薬指を点字に当てはめて使うという手段。でも濁点・半濁点・英字・数字なんかはどうやってやるのかまではハナされてないのでちょっと残念。さっき述べた奴は点字が6つ一マスなんだけど、他の奴はふたマス使用するのでそこが凄く疑問だったりします。で、これを開発したのがその人のお母さん。開発する前は点字タイプライターで会話していたのですが、台所にはそれがないため指で会話すればいいのでは?ということで造られたとのこと。私もこれには凄く納得してしまった。

そして、先生はみんなに全盲ろうの状態がどういうものかというのを体験させてみたんだけどこれはこれでかなり難しい。私は順盲という種類になるらしいんだけど視野もなければ何も見えない。そして、何も聞けないというのは真っ暗闇の中にいるようでかなり辛いけどそこから立ち直るというのは凄く努力がいるんだろうと思った。