松竹2本立て

いや、今日見た映画の配給が両方同じだったので(苦笑)ちなみにマナーはどちらも悪くなかったので書きません。

なんちゅうか最初は幽白、最後は陰陽師のオマージュテイストが入っていたりするような気がします(笑)交通事故で死にかけて天国に行く寸前で聖子ちゃんに頭掴まされて現世に強制送還されたのには吹いた。そして、現世に戻ってきたら幽霊がみれる体質になっていたので見れない人にとってはあいつがおかしくなったとしかみてないけど、一郎くんにしてみれば大変な話なんだよね。んで、よしかのばあちゃんに犬の面倒を頼まれたけど、一郎は嫌がっていたからよしか婆ちゃんが「祟ってやる〜」ってやっていたけど、普通浮遊霊はそういう能力もっていないようなきがするからこれは絶対よしか婆ちゃんのいたずらだと思う。しかし、婆ちゃん演技派だねぇ。向こうで一流女優になれそうだよ(苦笑)

そして、何故か弁護士が出てきたけどこいつかなり悪人臭がプンプンしてるなぁって思ったら見事に親子の絆を崩そうとしているんだわ。自分も最初親父さんが横恋慕してお母さんと逃げたのかなって思っていたけど見ていたらあれ〜、全然違う展開になってしまって驚きました。お母さんは昔、ストリートミュージシャンしていて、それにお父さんが惚れちゃったんだね。そして、聖子は別の女の人と弁護士の間に生まれた子供でその母親が聖子を育児放棄しちゃったんだね。でも、お母さんと親父さんが聖子ちゃんを引き取って育てたっていうのが切ない。そして、お母さんの制服を聖子ちゃんにあげていて、それが幽霊になっても着ているのに驚いた。普通、幽霊って死んだ状態で固定かと思うけど成長する幽霊なんて始めて見たよ。結局、あの弁護士はお金ほしさにお母さんに近寄ったと云うことなんだけど、なんか今の金拝主義に似ていて少しぞっとした。その間に現世じゃ一郎が危篤状態だから病院に担ぎ込まれてますよ。まあこれはよしか婆ちゃんのいたずらによる優待離脱ならぬタイムスリップなんですけど、こういう展開は私的に好きですよ。そのために聖子ちゃんがお母さんと親父さんを守ろうと守護霊になったわけだ。そして、弁護士は逆恨みで悪霊になってしまったかー。なんかこっからやばくなるなと思ったら、親父さんが台風のまっただ中で弁護士に呪い殺され掛けてますよ。えらいこっちゃーって思ったら聖子ちゃんが出てきて、最後は陰陽師よろしくな浄化能力で弁護士地獄行き決定して、聖子ちゃんは一郎と一緒にいて良かったということで成仏。そしてトンネルで聖子ちゃんにお花を手向けようとしてトンネル入ったら、今度はまた沢山の幽霊達に追いかけられる一郎が(笑)いやぁ、最後の最後によしか婆ちゃんが一郎をあざ笑っているのには完全にシュールで楽しめました。


音楽関係としては、お母さんの役をやった篠原涼子が歌っている曲がなかなかよかったけどフルで聞きたいなぁ。はまぞうで調べたらサントラがバップなんだけど、EDのサンボマスターはSME所属。どーするんだろ?ビクター×SMEならいつものことで納得するんだけどなぁ(゜ペ)ウーン

他に何かあるかと考えてこれにしました。しかし、途中で猛烈な睡魔に襲われ意識が途切れた(滝汗)私としては最後辺りとエンドロールで泣けたというまた妙な感動を覚えた作品だったりしますが。


明治大学のピッチャーだった並木さんが海軍に志願するって所からお話は始まるんですよ。んで、その並木さん、志願した理由が「海軍が一番人間らしく扱ってくれる」からっていうのにはちょっとびっくり。じゃあ、陸軍・空軍はきちんと扱わなかったのかと疑問を呈します。そういう映画が作られていないだけなのかもしれないけど、どうなんだろ?そして、艦長さんが金比羅様の加護を持つっていうけど、どうみてもSRCのデータに流用できそうなネタですよそれは(笑)


しかし、大和や神風特攻隊の話は良く聞くけど、海軍の特攻隊っていうのは始めて聞きます。しかも回天っていう奴で純酸素と石油を混合したものでバック不可能な人間魚雷があったことにも新鮮でした。この原作は半落ちを書いた人なんで凄く意外でした。逆本が山田洋次っていうのには更に驚きマシhたが。そして、夢を追いかけようとしていた並木さんに一人の整備工さんが一緒にするっていうのがほほえましかった。ちなみに並木さんの夢は魔球をつくって、6大学野球でまたマウンドに立つことだったみたい。北中尉は小作農からはい上がってきたものだから、並木さんに対してライバル心メラメラで、ツンツンしまくっていたけど結局生きられたのだから良かったのではないかと思うけど、どうなんだろ?並木さんは戦争中には死ねると思ったけど敵に発見されそうになって結局中止。そして、基地に戻るときに大和とすれ違ったということで、この辺りは男たちの大和と被るなー。並木さんは戦争終了後に台風がきたときに訓練していて、そのときに酸素不足で亡くなってしまって、整備工さんは並木さんからボールを貰っていたから余計辛くて、私はそこで泣けてしまった。父親・母親・妹・恋人に当てた手紙がメモに書いてあって、それが遺書代わりになって切なくて、それを受けての返信という形でED曲が流れてきて余計に切なくなって泣けた。なんでこんなに本編で泣けなかったんだ自分orz


そして、予告編で気になったものを書いておく備忘録エリア。今回はこんなものです。

  • 劇場版大奥(12/23公開)

ぶっちゃけ光明が辻vsテレビ版大奥って形ですな。

ようやく予告編を見ましたが、面白そうですな

日本・韓国・台湾で同時上映なんですよね〜。ラストが原作とは全然違うらしいので気になってます

これ、三重テレビで見ていて面白そうってずっと待っていたので公開してくれて助かります(苦笑)

  • ただ、恋しくて(10/28公開)

ラブファンタジーとの事。免疫はあるから大丈夫だろう(ぇ

そう遠くない未来で、子供が生まれないという凄い設定から入ってきますなぁ。予告編的には面白そうなので評価が難しくなりそうですが。

  • 男達の星条旗(10/28公開)
  • 硫黄島から来た手紙(12月公開)

両方とも硫黄島で撮影される映画。日本とアメリカ両方の視点で見た戦争なんだろうかという感じ。クリント:イーストウッドが監督やってますけどりょうほうやるんでしょうかね?

  • 蒼き狼(2007 3/3公開)

これが一番遅い奴なんですよ。しかし、主役が反町隆史ですがぁ。なんか男たちの大和の主役というより、大河ドラマの信長の方が彼に似合っているのは気のせいでしょうかねぇ(苦笑)なんか日本とモンゴルの何かの800年記念だそうです。

  • 武士の一分(12/1公開)

これだけ、松竹のクレジットが違うのは普通の映画と時代劇映画を区別しているって事なのかな?キムタク主演だそうですがはてさてどうなる事やら。


なんか10月から怒濤のラインナップだなぁ。しかも前回書いた奴と合わせたらキリがないぞ。しかも洋画で16ブロックとセンチネルも見たいから余計に分量が多くなりそうです(汗)

  • [食べ物]今日の晩ご飯

久しぶりになじみのウナギやに行く。そこの店員さんが「おじいちゃん、ミニ丼あるよ*1、どうかいなぁ?」って云ってくれたのでそれにして、後はうな重と肝焼きを注文した。肝焼きは国産だけどちっこくなっていた。でも美味しいのでよしとしよう。食べているときに12人っていう沢山の人が来た。この人数は珍しくて、私も驚いた。母が勘定するときに「今日は何もおかまいできんとこめんね。おじいちゃん、また来てな〜」って云ってくれたのでやっぱりこの店は好きだったりする。

*1:祖父はうな重や普通サイズのうな丼ではお腹に負担を掛けてしまうらしい