クローズアップ現代

今日は発達障害の支援学級関連に関してのお話。実は私もアスペルガー気味なので社会性にはものすごく乏しく、自分の部屋の片付けとか整理整頓ができない。ちなみに母がこの間幼稚園の先生に聞いたところ「こういうのは最近になって出たから、今まで分からなかった」と答えていたのを聞いた覚えがある。


で、中部地方の学校で実践しているところを見たのだが先生の顔がモザイクになっていて「あれ?」って思った。確かここってナビゲーション(名古屋制作局ローカル)で顔出していたような気がしたんだけど何かあったのかな?ともかく一人だけで35人を見るのは修羅場を通り越して先生自体が疲労困憊で鬱病になるんじゃないかと心配になってしまった。
ところがイギリスではコーディネイター(種のあれではありません)と学級支援者と呼ばれるボランティアさんが生徒を細かくチェックして、その生徒に合わせた勉強をしていて学校を卒業した後、就業した後にもそういうフォローをしているんだそうな。その分、国家予算がふくらんでしまっているけどそういうのは逆に使っていてもいいんじゃないかなぁと思った。これに関しては国柄の問題もあるんだけど・・


ただ、日本としても独自の取り組みをしているのがいなべ市の学校。小学校なんだけど勉強の仕方を少しだけ工夫してアスペルガーの子とかに不安を与えないようにしていたのだが、それが逆に健常者(精神的なものにこの言葉は当てはまるかどうかは分からないけど今回はこう書きます)の子にも「わかりやすい」と思えるのだから、ちょっとした工夫で学校に行きたくなる感じにもなるから不思議だ。ただ、こういう学校は本当に一握りしかなく、大半の学校では一番最初にあげた先生のような状況になっているのも多いと思う。親にも子供が発達障害なのが恥だと思っている人も多く、それが逆に専門医に話せないという状況もあるのかも知れないが、小さいときには親が児童相談所とか色々なところで相談を受けないと子供はどうしたらいいのか分からなくなることもあるかも知れない。それを考えるとこの問題は根深く難しい問題だけど、きっと何か光が見えるような対策があればいいけど私には今のところそれが思いつかないのが悩ましい話だ。